店内の甘木絞りについて

店内には、お店のために丹精込めて制作された美しい甘木絞りの作品が飾られており、訪れるお客様を温かく迎えます。

この作品(満月と獅子)は、店主が高校の同窓会運営で御縁のあった、甘木絞り作家、樋口トミ子さん（故人）から、「お店の顔となる作品を」とのオファーを頂き、デザイン、構図等やりとりを重ねたうえで作製していただいた、当店にとって特別な、大切な作品です。完成に半年もの時間をかけて丁寧に制作されており、満月、獅子、牡丹等見事に描かれています。

甘木絞りとは、福岡県朝倉市(旧甘木市)で江戸時代末期から昭和初期にかけて盛んに生産されていた藍を主とした絞り染めのことです。現在では、保存会やいくつかのグループの方々が、甘木絞りの伝統とその魅力を後世に伝え残すべく、精力的に活動されています。

市内のいくつかのショップでは衣服や小物等、展示販売されています。